和歌山市・20代男性がSNS型投資詐欺被害
2025年10月7日 16時12分
事件・事故
和歌山市の20代の男性が、投資を呼びかけるインターネットの広告を信じ、現金あわせておよそ560万円を振り込んで騙し取られたことがわかりました。和歌山東警察署がSNS型投資詐欺事件として捜査しています。
警察の調べによりますと、男性はインターネットで、投資を呼びかける動画から投資サイトにアクセスし、SNSのトークグループに加入しました。
すると、グループの世話役から、指定する口座へ現金を振り込むよう繰り返し指示があり、男性は「指示に従えば利益が得られる」と思い込み、ことし(2025年)8月13日から先月末(9月)にかけて、5回にわたって、現金あわせておよそ560万円を振り込んでしまいました。
その後、男性が動画を見ていると、「私の名前を騙って詐欺をしている者がいる」と注意を呼びかけていたため、不安になって世話役に「現金を出したい」と伝えると、「そのためには600万円を先払いするように」と言われ、詐欺被害に気づいたということです。
和歌山県警では「投資家や有名人をかたって“必ず儲かる”とか、“投資の仕方を教えてあげる”などと誘い出すSNS型投資詐欺が多発している」として、そのような事があれば、すぐに応じず、県警が開設している、特殊詐欺防止専用の電話相談窓口「ちょっと確認電話」へ相談するよう注意を呼びかけています。
「ちょっと確認電話」の番号は、通話料無料のフリーダイヤル・0120(508)878番です。「これは、わなや」と覚えて活用してください。