投資詐欺や特殊詐欺相次ぎ、県警が注意呼びかけ/和歌山
2025年10月7日 17時15分
事件・事故

和歌山市や海南市で、息子や警察官を名乗ったり、SNS広告をきっかけにした詐欺事件が相次いでいるとして、和歌山県警では、疑わしい内容の電話やメールなどの指示に従わないよう注意を呼びかけています。

和歌山市の20代の男性が、投資を呼びかけるインターネットの広告を信じ、現金あわせておよそ560万円を振り込んで騙し取られたことがわかりました。

和歌山市の80代の女性は、息子を名乗る男からの携帯電話を信用し、女性とのトラブルの慰謝料の肩代わりを求められ、現金200万円を騙し取られました。

別の和歌山市の80代の女性は、警察官を名乗る男からの電話を信用し、銀行のキャッシュカードを騙し取られました。

また、海南市の60代の女性は、携帯電話にかかった警察官を名乗る男に「出頭しないと逮捕状を請求する」などと言われたことをきっかけに、指定の口座に92万円を振り込んでしまい、騙し取られました。

和歌山県警では、「投資家や有名人をかたって“必ず儲かる”とか、“投資の仕方を教えてあげる”などと誘い出すSNS型投資詐欺や、息子や警察官などを名乗って現金を要求する特殊詐欺事件が多発している」として、そのような話を、電話やメールなどで指示された際は、すぐに応じることなく、県警が開設している特殊詐欺防止専用の電話相談窓口「ちょっと確認電話」へ相談するよう注意を呼びかけています。「ちょっと確認電話」の番号は、通話料無料のフリーダイヤル0120(508)878です。「これは、わなや」と覚えて活用してください。