東京で「和歌山ファンミーティング」温泉と食をアピール
2025年10月7日 17時58分
政治 経済

首都圏の人たちに、和歌山の魅力を情報発進してもらおうと、昨夜(6日)、メディア関係者らおよそ100人を招いて、「和歌山ファンミーティング2025」が、JR東京駅前のレストランで開かれました。これは、県や県観光連盟が開催したもので、今回は「和歌山をアップデートする―温泉と食」をテーマにPRしました。

挨拶する宮﨑泉知事

第一部では、まず県観光連盟の赤坂武彦(あかさか・たけひこ)会長が「きょうは和歌山の精神文化の原点である温泉と食を堪能していただき、皆さんに和歌山のファンになっていただきたい」と挨拶しました。続いて温泉ライターの高橋一喜(たかはし・かずき)さん、じゃらんリサーチセンター主席研究員の森戸香奈子(もりと・かなこ)さん、医師で温泉と健康について研究する稲葉俊郎(いなば・としろう)さんが、それぞれの立場から多様な「和歌山の温泉」について、わかりやすく説明しました。

和歌山の温泉を解説

また、和歌山には、関西で最も多い508の源泉があり、温泉宿の女将(おかみ)でつくる「和歌山12湯(とう)推進協議会」のメンバーが、海と山に散在し、多彩な特徴を持つ和歌山の温泉を具体的に紹介しました。

温泉宿の女将ら

第二部では、宮﨑泉(みやざき・いずみ)知事が挨拶に立ち、自然豊かな和歌山の食材をアピールしました。さらに、宮崎知事と、ともに和歌山県出身で、イタリア料理のブリアンツァグループの料理長、奥野義幸(おくの・よしゆき)さんと、スペシャルゲストの元体操日本代表の田中理恵(たなか・りえ)さんの3人が、「食」に関するトークセッションを繰り広げました。

「食」に関するトークセッション

そして、会場では、「和歌山の味」の試食会として、梅酒や地酒のほか、奥野シェフの料理がふるまわれ、和歌山のカツオのカルパッチョをはじめ、和歌山ジビエのシカ肉、熊野牛のグリルなどに、参加者は舌鼓を打っていました。