日高郡の30代女性がO・157に感染/和歌山
2025年10月9日 17時28分
福祉・医療

和歌山県はきょう(9日)、日高郡内に住む30代の女性が、腸管出血性大腸菌O・157(オー・イチゴーナナ)に感染したことを明らかにしました。

それによりますと、女性は、今月(10月)1日に腹痛や下痢の症状が出て、3日に医療機関を受診し、入院しました。そして、便から腸管出血性大腸菌とベロ毒素が検出され、感染がわかりました。女性は、すでに回復しているということです。

連絡を受けた御坊保健所が、女性に対し、十分な手洗いなど、二次感染予防の指導を行うとともに、感染源などを調べています。

県内で今年(2025年)、O・157など腸管出血性大腸菌に感染した人は、無症状保菌者を含め、33人となりました。

県では、腸管出血性大腸菌感染症は、年間を通じて発生する感染症だとして、下痢や発熱などの症状があるときは、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。