東洋ライスと宮崎県新富町が包括連携協定を締結
2025年10月10日 15時46分
社会

和歌山市に本社のある東洋ライス株式会社と宮崎県新富町(しんとみちょう)は、きのう(9日)、包括連携協定を締結しました。

これは、町民の健康増進や地産地消の推進、スポーツ振興など地域活性化に関する取り組みを進めることを目的として、締結されたものです。

締結式はきのう、東洋ライス和歌山本社で行われ、日本ラグビーフットボール協会の清宮(きよみや・)(かつ)(ゆき)副会長が立会人として見守る中、新富町の小嶋崇嗣(こじま・そうし)町長と東洋ライス株式会社の雑賀慶(さいか・けい)()代表取締役社長がそれぞれ協定書にサインしました。

小嶋町長は、「連携協定を機会に新富町の農産物、そして健康について協業ができないかと思っている。ご協力いただければ」と挨拶しました。

雑賀代表取締役社長は、「今後新富町の皆さんに協定を結んでよかったなと思ってもらえるよう精米を進めていきたい」などと話していました。

今回の協定締結により、来年度(2026年度)から、金芽米に加工した町内産のお米を新富町立の小・中学校の給食で提供するほか、立会人の清宮副会長による健康増進に関する講話を新富町で行うなど地域活性化に関する取り組みにおいて一層の連携を図っていくということです。

清宮副会長から記念品も贈られた