維新・林佑美衆議院議員が離党届
2025年10月11日 13時08分
政治

衆議院・比例近畿ブロック選出で日本()維新の会の林佑美(はやし・ゆみ)()衆議院議員が、先月(9月)離党届を提出しました。維新の和歌山県総支部の運営に不満があるとしています。

離党届を提出した林佑美衆議院議員(2023年4月)

林議員は、和歌山市議会議員を経て、おととし(2023年)の衆議院補欠選挙で初当選し、去年(2024年)の衆議院選挙・和歌山1区では自民党の新人におよそ100票差で敗れましたが、比例代表で復活当選しています。

林議員は、先月(9月)27日、党の中司宏()(なかつか・ひろし)幹事長に離党届を手渡そうとしましたが、受け取られず、29日に郵送で再び提出したということで「県総支部の意思決定の場から排除されていた。健全な組織運営を求められたが認められず、同じ未来を描くのは難しいと判断した」と理由を説明しています。

議員辞職するかどうかについて、林議員は「維新の看板で議員になれた。支援者と話し合い、判断したい」としています。

一方、維新側は「慰留しており、受理していない」としています。

選挙区の和歌山1区では衝撃が広がっていて、地元の有権者は「報道で知り、びっくりした。“一寸先は闇”の政治の世界を象徴している。議員本人からの説明は無いが、今後の県内政党の対応がどのようになるのか不安だ」と語りました。