赤い羽根共同募金運動セレモニー
2025年10月10日 15時50分
福祉・医療
社会
地域の福祉や防災活動などに役立てる赤い羽根共同募金運動が、ことし(2025年)も今月(10月)1日から始まり、和歌山県共同募金会の運動開始セレモニーが、きょう(10日)和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれました。
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赤い羽根共同募金運動は、今回で79回目となり、今回も、来年(2026年)3月31日までの間、和歌山県内全域の企業や団体などの協力で各地で募金運動を展開します。
昨年度(2024年度)は前の年度より18・7%多い、1億3930万円あまりの浄財が寄せられました。今年度(2025年度)は1億2935万円を目標に掲げ、寄せられた募金は、高齢者の見守り活動や子ども食堂の支援、災害時のボランティア活動などに役立てられます。

セレモニーで県・共同募金会の大桑弘嗣(おおくわ・ひろつぐ)会長は「全国の共同募金会と協力して、大規模自然災害への義援金の募集や、災害ボランティアの活動支援を行ってきた。今後も、地域福祉の課題を解決し、誰もが安心して暮らせる地域づくりに貢献するため、市町村や関係団体と協力して募金活動に取り組む」と意気込みを語りました。
なお、県・共同募金会では、あす(11日)とあさって(12日)和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開かれる「わかやま商工まつり」でもブースを出展して、来場者に募金への協力を呼びかけます。
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また、きょうは、多額の寄附を行ったかつらぎ町の辻本組に紺綬褒章が伝達されたほか、2020年から県・共同募金会と協力協定を結んでいる県・行政書士会と、より協力しやすい体制にするために遺贈相談等の協定を改定する調印式が行われ、大桑会長と県・行政書士会の太田光(おおた・ひかる)会長が、書類に署名と捺印を行いました。
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