乳がん経験者による啓発イベント開催/和歌山市
2025年10月13日 17時43分
福祉・医療 イベント

10月は「乳がん月間」です。『未来のわたしのために 今、できること』をテーマにした乳がん経験者による啓発イベント「第1回ピンクリボンプレゼント」がきょう(13日)和歌山市駅前広場周辺で開かれました。

主催者の岡本知子さん(写真右)と濱野葵さん

この催しは、乳がんや卵巣がんを経験した女性3人でつくる「ピンクリボンプロジェクト」が初めて開いたものです。

催しでは、主催者の主治医でもある日本赤十字社和歌山医療センター
乳腺外科部長の松谷泰男(まつたに・やすお)さんら、乳腺専門の医師4人によるトークショーが開かれ来場者は聞き入っていました。

さらに、和歌山市の検診車による出張マンモグラフィ検査のほか、デコスイーツづくりのワークショップやヘッドスパなどのリラクゼーションブース、それにフードトラックも出店して賑わいました。

このほか、和歌山市民図書館2階ではmocomoco(モコモコ)の名で活動する主催者の一人、岡本知子(おかもと・ともこ)さんによる絵画の作品展が今月(10月)末まで開かれていて、会場のメッセージボードには、「乳がん検診は大事」とか「抗がん剤治療をこれからも頑張る」などと思い思いの感想が書き込まれていました。

主催者は、今後もこうした催しを開きたい考えでSNSを通じて情報発信を
続けることにしています。