社会課題解決の企業活動を、高野山でフォーラム
2025年10月14日 17時21分
経済 社会

産学官や芸術の有識者らが、持続可能な社会の実現に向けた課題を議論するフォーラムが、きのう(13日)、高野山で開かれました。これは、国内発電大手JERA(ジェラ)と三井住友銀行が設立した団体などが開いたもので、フォーラムでは、企業が、社会課題を解決する視点を一段と重視して、事業を展開すべきだといった意見が出されました。

登壇したJERAの奥田久栄(おくだ・ひさひで)社長は「社会課題を解決することが企業の利益にもつながる。利益だけでなく、価値を創造する時代だ」と
強調しました。10~20代の学生や社会人も35人ほど参加し、「評価されなくても意義ある事業を続けるべきか」といった質問もありました。

奥田社長は、取材に対し、社会の持続可能性を高めるには、異なる価値観を持つ人同士が議論する場を増やしていくことが重要だとの認識を示しました。