白浜町沖でケミカルタンカーが機関故障で航行不能に
2025年10月14日 17時30分
事件・事故
きょう(14日)未明、白浜町沖を大阪に向け航行していた東京の運輸会社のケミカルタンカーから、「機関が故障して航行ができなくなった」と118番通報がありました。
航行できなくなったのは、東京の運輸会社が所有するケミカルタンカーで、アルコール類などあわせて780トンを積んで、三重県四日市港から大阪府堺港に向け航行していました。そして、きょう午前2時前、白浜町の西、およそ5・5キロの海域で、冷却水ポンプの故障により、機関が停止し、航行ができなくなったものです。
通報を受け、田辺海上保安部から巡視船が出て、協和丸の警戒監視を行っていましたが、きょう午後0時40分頃、タンカー所有者が手配したタグボートが現場海域に到着し、曳航を始めました。曳航先は、和歌山下津港で、到着予定は、今夜7時頃ということです。