和歌山市内の50代男性が950万円余、詐欺被害
2025年10月14日 17時33分
事件・事故

和歌山市の50代の男性が、SNSで知り合った相手から副業を勧められたことをきっかけに、運営資金などとして、現金950万円あまりを振り込み、騙し取られました。和歌山東警察署が特殊詐欺事件として捜査しています。

調べによりますと、和歌山市内に住む50代の男性は、先月(9月)はじめ頃、SNSで知り合った相手から副業を勧められ、オンラインショップの運営を申し込みました。そして、運転資金として、9回にわたり、あわせておよそ630万円を指定の口座に振り込みました。

その後、男性が、「売上の利益分を引き出したい」と伝えると、税金や違約金、保証金の名目で現金を要求され、追加で、320万円あまりを振り込みました。男性は、これで、売上を引き出せると思っていましたが、さらに200万円を請求されたことから、警察に届けました。

和歌山県警では、「投資や副業を、必ず儲かるなどと誘うSNS型投資詐欺が多発している」として、騙されないよう注意を呼びかけています。そのようなことがあった時は、すぐに応じることなく、県警が開設している特殊詐欺防止専用フリーダイヤル「ちょっと確認電話」に相談してください。番号は、0120・508・878(これわ・わなや)です。