和歌山キワニスクラブ・和大留学生に炊飯器を寄贈
2025年10月14日 17時46分
教育 社会

社会奉仕団体「和歌山キワニスクラブ」が和歌山大学の留学生に炊飯器12台を贈ることになり、きょう(14日)和歌山大学で寄贈式が開かれました。

これは和歌山キワニスクラブが、和歌山大学の留学生が和歌山での生活になじみ、学業に励んでもらおうと、自転車や電子レンジなど、宿舎で役立つ生活支援グッズを寄贈しているもので、ことし(2025年)で18回目です。

きょう午後、和歌山市栄谷の和歌山大学に和歌山キワニスクラブの小池康之(こいけ・やすゆき)会長らが訪れ、7人の留学生が集まるなか、和歌山大学の野村(のむら・)(たか)(のり)国際交流担当理事に目録を贈呈しました。

野村国際交流担当理事は「日々のエネルギーとなるお米を炊く炊飯器は非常に重宝するだろうと思います。たくさん炊けるものもいただいたのでパーティーを開くなど勉強以外にもたくさんの思い出を作って帰ってほしい」などと挨拶しました。

タイから留学に来たという学生は「日本のお米はもちろん、母国タイのお米を炊いてみたい」と話していました。

小池会長は「日本の文化などを自分の目で見ていっていただき、母国に戻ったときに和歌山で感じた日本の良さを広めてもらえたら」などと話していました。

今回寄贈されたのは3合炊きの炊飯器11台と5.5合炊きの炊飯器1台で、借上げ宿舎に住んでいる留学生27人を対象に貸し出されるということです。