日本生命保険相互会社ライフプラザ和歌山で強盗対応訓練
2025年10月17日 18時32分
災害・防災 社会

保険会社の窓口に強盗が押入ったことを想定した訓練が、きのう(16日)、和歌山市内の保険会社で行われました。

これは、金融機関や店舗の防犯意識を高め、強盗事件を未然に防ぐとともに、年末に向け警戒を強化しようと、和歌山西警察署と日本生命保険相互会社ライフプラザ和歌山が行ったもので、警察と生命保険会社の職員らが参加しました。

訓練は、刃物などを持った男が押し入ったという想定で、犯人に扮した警察官が窓口で「有り金をすべて入れろ」などと書いたメモを見せて現金を奪い取ろうとし、その後逃走しました。

訓練の様子

職員は犯人の特徴を確認し、現場に駆けつけた警察官に体格や服装、所持品の情報を伝えるなど、強盗が入った際の対応手順を確認していました。

訓練に参加したライフプラザ和歌山店長の紺谷(こんたに)史恵(ふみえ)さんは、「マニュアルなどは見ていたが、思うように動かなかった。きょう警察の方に伺ったことを職員に共有し、連携していけたら」と訓練を振り返りました。

和歌山西警察署の柏山(かしやま・)(まさ)(のり)生活安全課長は、「極めて冷静な対応で素晴らしかったと思う。今回の訓練で気づいたことを今後の対応に活かしてもらえたら」と話していました。