和歌山市80代男性、自宅の現金200万円余被害
2025年10月21日 17時37分
事件・事故
和歌山市内の80代の男性が、警察官を名乗る電話を信じ、自宅に置いていた現金200万円あまりを騙し取られました。和歌山東警察署が、特殊詐欺事件として調べています。
和歌山市内に住む80代の男性の自宅に、きのう(20日)、警察官を名乗る電話があり、「家にお金がありますよね。そのお金はニセ札かもしれません。近くに刑事がいるので取りに行きます」などと言われました。男性は、実際に自宅に現金を置いていたため、この話を信じ、まもなく訪れた男が、警察手帳らしきものを見せたことから、現金227万円を預けました。男は「ニセ札かどうか確認が済めば返しに来ます。1時間くらいで返します」などと言って、現金を持ち去りましたが、男が戻らなかったため、警察に届けました。
和歌山県警では、警察官を騙る詐欺が多発しているとして注意を呼びかけています。警察官がお金を振り込ませたり、お金を回収したりすることは絶対にないので、そのような電話などがあれば、詐欺を疑い、相手の指示に従う前に、確認電話に相談するようすすめています。特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤルは、0120・508・878です。「これは・わなや」と覚えて、活用してください。