特殊詐欺・SNS型詐欺被害総額、去年1年間の被害総額を超える
2025年10月24日 17時14分
事件・事故

和歌山県警察は、ことし(2025年)1月から先月(9月)にかけて県内で発生した特殊詐欺およびSNSを利用した投資・ロマンス詐欺の被害総額はおよそ17億1683万円に上り、去年(2024年)1年間の被害総額およそ16億1773万円を超えたと明らかにしました。

県警生活安全企画課のまとめによりますと、県内のことし1月から9月までの特殊詐欺の認知件数は125件、被害総額はおよそ8億2167万円となっていて、去年(2024年)1年間の被害総額およそ6億3032万円を超えました。

内訳はオレオレ詐欺が59件と最も多く、そのうち警察官や官公庁の職員などをかたる身分詐称型詐欺が55件となっています。

またSNSを利用した投資詐欺が58件ロマンス詐欺が34件発生していて、被害総額は合計でおよそ8億9516万円となっています。

一方、県警が開設するちょっと確認電話や金融機関やコンビニでの水際阻止など、今年に入ってから詐欺の阻止件数はあわせて347件となっています。

県警では今後も見知らぬ人からの「必ずもうかる」などといった不審な電話やメールがあれば行動する前に特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル0120-508-878「これはわなや」に相談するよう呼び掛けています。