高野山がベストツーリズムビレッジに認定、和歌山県初
2025年10月26日 17時27分
歴史・文化
社会
国連世界観光機関は、このほど、和歌山県の高野山地区など、日本の4地域を、新たに「ベストツーリズムビレッジ」として、認定しました。和歌山県内では初の認定で、国内の認定は12地域となりました。
高野山地区は、紀伊山地の標高800メートルに位置する日本仏教の聖地で、「宿坊に泊まる」などの仏教聖地ならではの様々な文化体験などを提供し、観光振興を推進していると評価されました。
「ベストツーリズムビレッジ」は、SDGs(エス・ディー・ジーズ)に沿って、観光を通じた自然・文化遺産の保全などにより、持続可能な観光地域づくりに取り組む優良な地域を認定しているプロジェクトで、2021年から行われています。
認定されると、指定のロゴマークを使ってピーアールできるほか、国際的なネットワークに参加でき、認定地域相互で、知見や経験を共有できるなど、地域の国際的認知度や更なる魅力向上の効果が期待できます。
今年は、世界270以上の地域から応募があり、このうち52の地域が認定されました。