和歌山市の70代女性、約1千万円の暗号資産被害に
2025年10月28日 18時10分
事件・事故
和歌山市の70代の女性が、先月(9月)下旬、投資サイトに登録したことをきっかけにおよそ1千万円相当の暗号資産を騙し取られたことがわかりました。和歌山西警察署が特殊詐欺事件として捜査しています。
調べによりますと、和歌山市内に住む70代の女性は先月下旬、ネットで投資関係のインタビュー記事を見つけ、そのリンクから、投資関係のサイトに入り、携帯電話番号を登録しました。すると、投資会社の社員を名乗る人物から電話があり、「今後、暗号資産分野が拡大する。投資すれば必ず儲かる」などと言われ、これを信じた女性は、指示されるまま、ビデオ通話アプリや暗号資産取引アプリをインストールしました。その後、連日のように投資を勧められ、今月下旬、およそ1千万円相当の暗号資産を購入し、指示されたアドレスに送金しました。そして、女性が家族に話したところ、詐欺ではないかと言われ、警察に届けました。
和歌山県警は、「必ず儲かる」などという誘いは詐欺を疑い、相手の指示に従う前に、すぐに確認するよう注意を呼びかけています。県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤルは、0120・508・878です。「これはわなや」と覚えて、活用してください。