和歌山市に住む５０歳代の男性がＳＮＳを通じて知り合った女性に好意を持ち、デートアプリの登録を勧められて１８００万円余りの現金などを騙し取られたことがきょう（２９日）までに分かり、警察ではＳＮＳ型ロマンス詐欺として捜査を行うとともに注意を呼び掛けています。

警察によりますと、和歌山市に住む５０歳代の男性は今月（１０月）１９日、ＳＮＳを通じて女性と知り合ってやり取りする中で好意を持ち、デートアプリへの登録を持ち掛けられました。

そのアプリの担当者の言われるままに今月２０日から２６日までの間に９回にわたって現金１８２２万円余りを口座に振り込むとともに、３０万円相当の電子マネーを送信したもので、その後、アプリの解約も資金の出金もできなくなったため、詐欺に気付いて察に届けたました。

警察では、「友達申請」や「必ずもうかる」などといった儲け話を勧める電話、メール、ＳＮＳなどは危険で、行動する前に和歌山県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル、０１２０・５０８・８７８に連絡するよう呼び掛けています。