和歌山市内の30代の女性が腸管出血性大腸菌に感染
2025年10月30日 17時22分
福祉・医療
和歌山市に住む30代の女性が、腸管出血性大腸菌O‐26(オー・ニーロク)に感染したことがわかりました。
和歌山市によりますと、女性は、今月(10月)19日に下痢を発症、22日にかけ、下痢が続き、腹痛や頭痛の症状もあったことから、23日に医療機関を受診しました。
検査の結果、便から腸管出血性大腸菌O‐26と、ベロ毒素が検出され、感染がわかりました。現在は回復に向かっているということです。
和歌山市保健所では、腸管出血性大腸菌感染症は、夏に多いものの、年間を通じて発生する感染症として、腹痛や下痢などの症状がある時は、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
県内で、今年(2025年)これまでの腸管出血性大腸菌感染症の感染者数は35人となっています。