上田勝之新市長、初登庁/新宮・和歌山
2025年10月30日 17時39分
政治

今月(10月)26日の市長選挙で初当選した新宮市の上田勝之(うえだ・かつゆき)市長60歳が、きょう(30日)、市役所に初登庁しました。

花束を受け取る上田市長

市職員や支持者ら大勢が見守る中、市役所入口で職員から花束を受け取った上田市長は、「責任の重さを痛感している。2万5千人の市民の皆さんの生命と財産を守る立場として、しっかり勤めたい」と述べました。

登庁式で訓示する上田市長

このあと、市役所4階の会議室で登庁式が行われ、上田市長は、課長級以上の職員およそ50人を前に、「市長としての職責を担うことになりました。その職責の現場を担っていただくのは職員の皆さんです。職員の皆さんと一丸となって、全うしていきたいと思います」と意気込みとともに訓示しました。

登庁式を終えた上田市長は「公約の家計の負担を減らすことは、特に早くやっていきたい。関係部署などと協議をしていきたい。また、命を守るということでは災害対策も一番重要と思う」と話しました。

また、報道陣から、市長の椅子の座り心地を聞かれ、「座り心地が良いものかどうか、まだわからないが、座ってばかりいてはいけないと思う」と述べ、多くの人の意見を聞けるように出向いていきたいという姿勢をみせました。