第40回 wbsラジオ・チャリティ・ミュージックソンあす(1日)から/和歌山
2025年10月31日 18時29分
福祉・医療 交通 イベント


ラジオ放送を通じて、目の不自由な人や身体に障害のある人のための募金を呼びかける和歌山放送のキャンペーン「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が、今年(2025年)もあす、11月1日から来年の1月末までの日程で行われます。

ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、目の不自由な人が道路を安全に渡れるように「音の出る信号機」を増やそうと東京のニッポン放送が1975年に始めた活動で、和歌山放送では1986年から参加し、今年で40回目です。きょう(31日)はあすからのキャンペーン開始に先立って和歌山放送本社1階に高さ1メートルほどある黄色い募金箱が設置されました。

和歌山放送本社に設置された大型の募金箱


今年も全国11のラジオ局が参加して、12月24日の正午から翌25日の正午まで各局が独自に24時間の特別番組を放送して、募金を呼びかけます。
それぞれの局では寄せられた浄財をもとに「通りゃんせ基金」を設け、音の出る信号機の設置や障害者福祉施設への機器の提供などに活用しています。

和歌山放送では、これまでに県内と大阪府南部にあわせて120カ所に音の出る信号機を贈り、県内の音の出る信号機の設置率は全国1位です。なお、これまでに和歌山放送に寄せられた募金の総額は、およそ2億1500万円余りにのぼっています。ラジオ・チャリティ・ミュージックソンの募金は、来年(2026年)1月31日まで受け付け、和歌山放送の本社や田辺支局のほか、県内の企業や商店などの協力を得て募金箱を設置することにしています。