和歌山県 漁業取締船「みさき」就役披露式
2025年10月31日 18時28分
政治
和歌山県の漁業取締船「みさき」の就役披露式がきょう(10/31)、和歌山マリーナシティの「和歌山セーリングセンター」で開かれました。

漁業取締船「みさき」は県内沿岸の漁業秩序を維持するために周辺海域をパトロールするとともに、漁場の適正利用の啓発や、漁船や遊漁船に対して安全指導を行っています。
就役式を行った漁業取締船「みさき」は、23年間運行されていた前の「みさき」に代わって建造されたもので、建造費はおよそ6億円、全長が24.5メートル、幅4.8メートルで、最大速力は34ノット、時速70キロの性能があります。

式典で挨拶した宮﨑泉知事は「和歌山県は太平洋、紀伊水道、瀬戸内海と広く良い漁場を持ち。多種多様な漁業が行われている。その秩序の維持のために必要で、活躍しいかなくてはならない。また、災害時には救助、物資の運搬などの役割を果たしていかなくてならない。」と挨拶しました。

また船長の河田進一(かわたしんいち)さんは「漁業秩序の維持のため、船員一丸となって任務にあたりたい。」と挨拶しました。

式典の後、参加者は和歌山セーリングセンターに係留された「みさき」に移動し、最新の監視機器などを搭載された操舵室を見学しました。
