和歌山市に住む８０歳代の女性が電話の相手を単身赴任中の息子だと信じ、現金およそ３５０万円を騙し取られたことがきょう（３１日）までにわかり、警察では特殊詐欺事件として捜査を行うとともに注意を呼び掛けています。

警察によりますと、今月１５日、和歌山市内に住む８０歳代の女性に息子を名乗る男から電話があり、「既婚女性を妊娠させてお金が必要になった」と言われ、電話相手が単身不妊中の息子だと信じて、現金３５０万円を用意して指定場所にやってきた男に現金入りのエコバッグを手渡したもので、後になって実際の息子から電話があったことで詐欺の被害に気づき、 今日、警察に届け出ました。

警察では、警察官や親族、弁護士らを語る者から、親族が起こした事件、事故、トラブルに対する示談金名目として、電話やメール、ＳＮＳなどで金銭を要求された場合は、すぐにちょっと確認電話、０１２０・５０８・８７８で確認するよう呼びかけています。