海岸の闇に浮かぶ奇岩、串本・橋杭岩ライトアップ/和歌山
2025年10月31日 18時23分
社会
イベント
串本町の国指定天然記念物「橋杭岩(はしぐいいわ)」で、昨夜(30日)、毎年恒例のライトアップを前に、試験点灯が行われました。海岸に並ぶ大小40ほどの奇岩が、オレンジや青などの色に染まり、幻想的な雰囲気に包まれました。
点灯は、今夜(31日)から、あさって(2日)までの毎日、午後5時半から8時半までです。
ライトアップでは、奇岩の前の海面も、LEDのライトで、時間によって色を変えながら照らされ、隣接する道の駅の建物もプロジェクションマッピングで彩られました。
橋杭岩のライトアップは、2004年から始まり、「日本夜景遺産」にも登録されています。
串本町産業課の担当者は、「海に立つように並ぶ奇岩の姿は珍しく、ライトアップは年に1回しかない貴重な機会。ぜひ楽しんでほしい」と話していました。