「第19回貴志川線祭り」貴志川線存続願い今年も/和歌山
2025年11月2日 16時27分
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和歌山市と紀の川市を結ぶ和歌山電鐵貴志川線を盛り上げ、存続せさていこうというイベントが、きょう(2日)、伊太祁曽(いだきそ)駅周辺で開かれました。これは、和歌山電鐵を応援するグループや地元の高校生らでつくる実行委員会が主催する「貴志川線祭り」で、和歌山電鐵が、貴志川線の運行を始めてから毎年開催され、今回で19回目となりました。

開会式では、よんたま駅長やゴタマふく駅長も参列して盛り上げ、和歌山電鐵の小嶋光信(こじま・みつのぶ)社長は、「これまでは、地域の鉄道を残すということに力を注いでいたが、これからは地域と共に支え合い、地域をより良くしていく存在でありたい。きょうは、一日楽しんでください」とあいさつしました。

また、沿線にある県立和歌山東高校の生徒会の代表が、「貴志川線を永遠に存続させていく」と決意を述べました。

祭りの会場は、伊太祁曽駅など3か所あり、駅では、構内の見学が行われ、神社の境内では、ステージイベントのほか、バスや消防車などのはたらく車の展示などがあり、家族連れや鉄道ファンらでにぎわっていました。