和傘彩る「菊花展」橋本市の杉村公園で/和歌山
2025年11月4日 18時15分
社会 イベント

橋本市の杉村(すぎむら)公園で、恒例の菊花展が開かれ、静かな人気となっています。これは、「橋本市民菊の会」が開催しているもので、今年(2025年)は、橋本市制施行20周年記念「和傘彩(わがさいろど)る菊花展2025」として、菊の花の展示とともに、色とりどりの和傘が飾られ、見物客を楽しませています。

「和傘彩る菊花展」の様子

花は、橋本市民菊の会のメンバーが、丹精込めて育てた大菊(おおぎく)や懸崖(けんがい)、盆栽(ぼんさい)などで、散策道沿いの芝生広場に、よしず張りの展示スペースが設けられ、それぞれに存在感を放っていて、花の前や散策道の上空に和傘が配置されています。そして、会期も中盤となり、花が咲きそろってきたことで、これからが見頃となります。

「和傘彩る菊花展」の様子

また、例年通りフォトコンテストも行われていて、会場には、和傘だけを展示した撮影スポットがあるほか、和傘の貸出も行われていて、撮影したいイメージで持ったり、配置したりできます。さらに、午後6時から9時までは、ライトアップも行われ、日中とは違った幻想的な雰囲気を楽しめるようになっています。

「和傘彩る菊花展」ライトアップの様子

そして、このところ、冷え込みも増し、また、夜間にもかかわらず、連日、見物客が訪れ、花を眺めながら散策したり、スマホやカメラを向けています。なお、フォトコンテストには、ホームページなどから応募でき、優秀賞5作が選ばれ、地場産品がプレゼントされます。

「和傘彩る菊花展」ライトアップの様子

和傘彩る「菊花展」は、橋本市御幸辻(みゆきつじ)の杉村公園芝生広場で、今月(11月)16日まで開催されています。入場は無料です。