島精機が中間決算を発表/和歌山
2025年11月4日 18時19分
経済
和歌山市に本社がある自動横編み機メーカーの島精機製作所は、このほど、今年(2025年)4月から9月末までの中間決算を発表しました。
それによりますと、アジア市場では、先進国向け生産拠点のバングラデシュや中国の市場で、受注が堅調だったほか、ヨーロッパ市場でも、イタリアを中心に、高機能製品の販売が堅調に推移し、売上高は、前年の同じ時期に比べ、33億円増え、180億円を確保しました。
その一方で、競合の激化による価格の下落で、本業の利益を示す営業利益が、7900万円の赤字でしたが、為替差益などにより、経常利益は7億8千万円を確保しました。
来年(2026年)3月期の通期の予想について、島精機では、「当初の連結予想に変更はない」としています。