和歌山市の50代女性、特殊詐欺で1千万円近く被害
2025年11月4日 19時16分
事件・事故
和歌山市内に住む50代の女性が、日本郵便の社員や警察官を名乗る電話を信じ、現金1千万円近くを騙し取られました。和歌山北警察署が、特殊詐欺事件として捜査しています。
調べによりますと、和歌山市の50代の女性の自宅に、先月(10月)上旬、日本郵便の社員や警察官、検察官を名乗る電話があり、口座が不正使用され、逮捕した人物から大金が振り込まれていると言われ、共犯を疑われます。さらに、無関係なら、国が管理する口座にお金を振り込めばわかると言われ、これを信じた女性は、指示されるまま、4回に分け、あわせて986万円を振り込みました。
最後の振込後、相手と連絡が取れなくなった女性が110番し、詐欺被害と分かりました。
警察では、警察官がお金を振り込ませたり、回収することは絶対にないとして、そのような内容の電話などがあれば、詐欺を疑って、確認するよう注意を呼びかけています。和歌山県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤルは、0120・508・878です。「これは・わなや」と覚えて、活用してください。