藤凌駕(ふじりょうが)関新十両昇進で有志が化粧まわし贈呈
2025年11月5日 13時00分
スポーツ
箕島高校出身でこのほど新十両に昇進した大相撲の藤凌駕(ふじりょうが)関に箕島高校の卒業生や相撲部の後援会ら有志が化粧まわしを贈ることになり、きのう(4日)寄贈式が行われました。
有田市の箕島高校で行われた寄贈式には藤凌駕関が学校や相撲部関係者らから化粧まわしを受け取りました。
藤凌駕関、本名五島雅治(ごしま・まさはる)さんは、愛知県春日井市出身の22才で、箕島中学校から箕島高校に進学し、今年3月、拓殖大学を卒業と同時に藤島部屋から初土俵を踏みました。
五島(ごしま)の四股名(しこな)を名乗り、西幕下五枚目で臨んだ九月場所では、6勝1敗と勝ち越して新十両に昇進し、四股名も藤凌駕(ふじりょうが)に改めました。
力士が十両に昇進すると、「関取」と呼ばれ、幕下以下とは待遇が大きく変わり、給与の支給や個室の使用、大銀杏が許されるなど、「一人前」の力士として扱われるようになります。
箕島高校出身者で十両に昇進したのは、栃乃和歌、現在の春日野親方や栃武蔵らに続いて5人目です。