じゃばらの里の収穫祭、北山村で9日に/和歌山
2025年11月6日 17時37分
経済
イベント
全国唯一の飛び地の村、北山村で、強い酸味が特徴の特産のかんきつ「じゃばら」の収穫シーズンを迎え、実りに感謝し、楽しむイベントが、今月(11月)9日に開かれます。これは、村最大のイベント「じゃばらの里の収穫祭」で、村の青年会が主催し、道の駅などがある「おくとろ公園」で開かれます。
収穫祭では、県庁相撲部による相撲の実演と一般参加による相撲体験、大縄跳び大会、しし鍋のふるまいなどのほか、地元の飲食店や体験などのブース出店、警察や消防、自衛隊の車両展示、それに、ご当地ヒーローとの撮影会や大抽選会もあり、一日を通して楽しめるようになっています。
じゃばらは、花粉症の症状の緩和に効果があるとして人気ですが、もとは、村に自生していた1本の原木から苗木を増やしていったもので、今は、およそ5000本が栽培されています。村が設立した事業会社によりますと、今年(2025年)の収穫量は、去年と同じ110トン程度を見込んでいるということです。