毒キノコ・ツキヨタケで食中毒/和歌山
2025年11月8日 18時23分
福祉・医療
社会
ヒラタケやシイタケに似た毒キノコ 「ツキヨタケ」を食べた70歳代の男性が吐き気や嘔吐などの食中毒を起こしました。和歌山市保健所の調べによりますと男性は今月4日、奈良県下北山村の山中で採ってきたキノコを焼いて食べたところ、およそ30分後に嘔吐しました。男性は医療機関にキノコを持ち込み、県立自然博物館や和歌山市衛生研究所で調べたところ、毒キノコの一つ「ツキヨタケ」による食中毒と断定しました。男性は一時入院しましたが、現在は退院し、快方に向かっているということです。ツキヨタケはヒラタケやシイタケと間違えやすく食後30分から1時間で嘔吐や下痢、腹痛などの症状があらわれます。保健所では、「食用のキノコだと確実に判断できないときは『採らない・食べない・売らない・人にあげない』ようにしてほしい」と注意を呼びかけています。