飲酒運転根絶へ、天童よしみさんが呼びかける
2025年11月8日 11時08分
交通
飲酒の機会が増える年末年始に向けて、和歌山県警はきのう(7日)和歌山市で飲酒運転根絶出陣式を開きました。

これは飲酒運転の増加が懸念される年末に向け、交通安全協力団体と連携して開かれたものです。
和歌山市役所前で開かれた出陣式には2022年に飲酒運転根絶大使に任命された田辺市出身の演歌歌手天童よしみさんが招かれ、「車やバイクはもちろん、自転車も飲酒運転を絶対にしてはいけません。和歌山県から飲酒運転がなくなることを、強く願っております」と挨拶しました。

そして、天童さんが見守る中、白バイやパトカーなどあわせて24台が取り締まりへ出発していきました。

和歌山県内では、飲酒をともなう交通事故の統計件数が、ことし(2025年)1月から9月末までに88件となっていて、去年の同じ時期より15件増えています。
県警の野本靖之本部長は、「自分は大丈夫、少しだけならという油断が取り返しのつかない結果を招きます。引き続き、飲酒運転を徹底的に検挙していく所存です」と話していました。
