和歌山市内の20代の女性がO‐157に感染
2025年11月9日 15時46分
福祉・医療
和歌山市に住む20代の女性が、腸管出血性大腸菌O‐157(オー・イチゴーナナ)に感染したことがわかりました。
和歌山市によりますと、女性は、先月(10月)30日に腹痛を発症、今月(11月)1日には、腹痛に加え、下痢や血便など症状が悪化し、医療機関に入院しました。そして、検査の結果、便から腸管出血性大腸菌O‐157と、ベロ毒素が検出され、感染がわかりました。現在は回復に向かっているということです。
和歌山市保健所では、腸管出血性大腸菌感染症は、夏に多いものの、年間を通じて発生する感染症として、腹痛や下痢などの症状がある時は、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
県内で、今年(2025年)これまでの腸管出血性大腸菌感染症の感染者数は36人となりました。