最優秀賞に「竜宮の誘い」 若手登竜門の弁慶映画祭/和歌山・田辺市
2025年11月9日 17時51分
歴史・文化 社会

武蔵坊弁慶(むさしぼう・べんけい)生誕の地とされる田辺市で、きょう(9日)、第19回「田辺・弁慶映画祭」の授賞式が開かれ、最優秀賞の「弁慶グランプリ」に、山田純(やまだ・じゅん)監督29歳の「竜宮の誘い」が選ばれ、賞金30万円が贈られました。

「竜宮の誘い」は、キャバクラでボーイとして働く若者が、裏社会で稼いだ金で野望をかなえていくサスペンス作品です。

授賞式で、山田監督は、「たくさんの方に関わっていただき、1年以上かけて作った作品。本当に驚いています」と話しました。

山田監督は、静岡市出身で、今は、東京で会社員をしながら映画製作に取り組んでいるということです。

映画祭は、田辺市などでつくる実行委員会が主催し、若手監督の登竜門(とうりゅうもん)となっていて、今回は、去年(2024年)1月から今年(2025年)7月中旬までに完成した182作品の応募がありました。