花粉症に効果、ジャバラ収穫始まる 北山村特産
2025年11月10日 13時29分
経済 社会

北山村で、花粉症の症状を和らげる効果があるとされている特産のかんきつ類「ジャバラ」の収穫が始まりました。

ジャバラの名前は「邪気じゃきを払う」にちなんでいて、強い酸味が特徴の果物です。

北山村は三重、奈良との県境の山間部にある村で、ジャバラは村に自然に生えていた1本の原木から苗木を増やし、現在はおよそ5000本あります。

北山村は去年と同じくらいの110トンの収穫を見込んでいて、獲れた果実は村が全額出資した工場でジュースやジャム、あめなどに加工されるということです。

農園を管理する男性は「夏に雨が少なく水の管理に苦労したが、果汁が多く、いい品質に育った。鍋料理などで味わってほしい」と話しています。