和歌山市内に住む４０代の男性が、出会い系サイトで知り合った相手とデートをしようとしたことをきっかけに、現金およそ４００万円を騙し取られました。和歌山東警察署が、ＳＮＳ型ロマンス詐欺事件として捜査しています。

和歌山市の４０代の男性は、出会い系サイトで知り合った女性を自称する人物とＳＮＳでやり取りをするうち好意を持ちましたが、「デートをするには、デートカードを購入する必要がある」などと言われ、指定の口座に１万円を振り込みました。しかし、「システムエラーで購入できていない」、「追加で購入費用の振り込みが必要」、「返金するには費用が必要」など、様々な理由で、現金を請求され、男性は１５回ほどに渡り、あわせておよそ４００万円を振り込みました。

そして、返金を待っていましたが、さらに、返金手続きの費用請求があり、不審に思って、警察に相談し、詐欺とわかりました。

和歌山県警では、特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル「ちょっと確認電話」を開設しています。番号は、０１２０・５０８・８７８です。「これは・わなや」と覚えて、相手の指示に従う前に、確認に活用してください。