和歌山市、地下水のフッ素化合物調査結果をwebで公開
2025年11月13日 19時15分
福祉・医療
社会
和歌山市は、人や動物への毒性が指摘されている有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))について、市内15か所の地下水で含有量を調査し、その結果をホームページで公開しています。
それによりますと、調査は、今年(2025年)5月から9月にかけて行われたもので、環境省の定める1リットルあたり50ナノグラムの基準値に対して、基準値ちょうどが1か所で、それ以外はすべて基準値以下となっています。
一方、去年(2024年)の調査で、基準値を超えていた3か所についてもあわせて調査を実施していて、結果は、黒田(くろだ)と加納(かのう)で、依然として高い値のフッ素化合物が検出されました。園部(そのべ)は、基準値を下回りました。
和歌山市では、飲料水には、地下水ではなく、水道水の利用を呼びかけています。