熊野高校で県内初「キャッシュレス文化祭」
2025年11月15日 16時01分
社会
和歌山県内の高校や大学では、文化祭や大学祭のシーズンを迎えていますが、上富田町朝来(あっそ)の県立熊野高校では、あす(15日)とあさって(16日)の2日間文化祭「熊高祭(くまこうさい)」が行われ、県内の高校では初めてとなる スマートフォンアプリをつかったキャッシュレス決済を導入します。
「熊高祭」では、生徒たちによるダンスや音楽のステージ、模擬店の他、農業を学ぶ生徒が育てたみかんなど、果物や野菜の販売も行われます。

そして利便性の向上と金融教育の一環として、模擬店での支払いに従来からの金券に加えて、スマートフォンの決済アプリ「au(エーユー)・PAY(ペイ)」が導入され、県内初の「キャッシュレス文化祭」として実施されることになりました。

文化祭当日は、キャッシュレス決済の方法を紹介するコーナーも設けられます。
県立熊野高校の伊藤誠実(いとう・まさみ)教頭は、「キャッシュレス決済で金券処理の軽減と、金融教育に繋がれば、と導入を決めました。便利さは子ども達の方がよく知っているのでは」と期待を寄せていました。