ライオンケミカル・和歌山市に工場増設へ
2025年11月19日 17時13分
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蚊取り線香や殺虫剤、消臭剤などを手掛ける有田市(ありだし)のライオンケミカル株式会社が、和歌山市の小倉工場の隣りに新たな工場を増設することになり、和歌山県と和歌山市との3者で、このほど(11月17日)進出協定を締結しました。
ライオンケミカルは、本社のある有田市に3か所、有田川町に1か所、それに和歌山市小倉工場の5か所を稼働していますが、受注増加への対応が必要となり、小倉工場の隣りに新しい工場を増設することになったものです。
新しい工場の敷地面積はおよそ4千平方メートルで、来年(2026年)9月に操業開始予定です。これに伴い、地元から正社員12人を新たに採用することにしています。
この日、和歌山市役所の市長室で進出協定の調印式が開かれ、ライオンケミカルの田中源悟(たなか・もとのり)社長と、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長、それに、和歌山県の中場毅(なかば・つよし)商工労働部長がそれぞれ協定書に署名し、工場の増設を祝いました。