「わかやま産品商談会」エヴァとコラボの梅干し缶も
2025年11月20日 19時15分
経済
イベント
和歌山県特産の加工品を業者向けにアピールする、わかやま産業振興財団と和歌山県が主催の「わかやま産品商談会」が、きょう(11月20日)和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。
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これは、県内の特産品を扱う事業者の販路拡大につなげようと2004年度から行われていて、今回で22回目となります。

今回もおよそ80社がブースを出展し、梅やみかん、コメ、肉、海産物などの加工食品や、漆器や衣料品、台所用スポンジなどの新商品や定番商品がずらりと並べられ、それぞれの企業の担当者がバイヤーらに商品の特徴をアピールしていました。

みなべ町の梅干し加工会社は、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボした非常食用の梅干しごはんの缶詰を開発し「紀南ならではのエヴァのコラボ商品が出来ました。賞味期限は5年で、自治体や企業などに災害時の備蓄食料としてアピールし、販路を広げたい」と話しています。

家庭用スポンジを手掛ける和歌山市の老舗メーカーは「アイボリーと黒のシックな色合いの貼り合わせスポンジを、ネットショップと首都圏のアンテナショップ限定で販売しています。インバウンドの手土産として、和歌山産のスポンジを海外にも広げられたら」と話しています。


このほかにも、熊野地方で栽培する米や、熊野牛が入った高級レトルトカレー、梅のキャンディーなど、地場産品が多数出品され、あちこちで商談が繰り広げられました。