児童虐待やヤングケアラーの対策協議会を開催/和歌山 
2025年11月21日 19時33分
福祉・医療 社会


家族からの虐待や、保護者らの介護などに追われる、支援が必要な子どもの対策について話し合う和歌山市の要保護児童対策地域協議会が、きょう(21日)和歌山市で開かれました。


会には学校や市の関係者のほか、弁護士や警察、医師らが出席しました。はじめに和歌山市の尾花正啓市長が、虐待が依然としてなくなっていない現状を踏まえ、対策を講じるため意見を出してほしいと挨拶しました。

会議では、今年夏に和歌山市で2歳の女の子が両親から暴行を受けるなどして死亡した事件を受け、家族による虐待をめぐる現状などについて説明や意見交換が行われました。また病気などで保護者やきょうだいの世話をしている「ヤングケアラー」と呼ばれる児童生徒らへの理解と支援のあり方などについても話し合われました。