近大湯浅農場でAI使い温州みかんを選別/和歌山
2025年11月21日 15時35分
経済
社会
湯浅町の近畿大学附属湯浅農場で、園内で収穫された温州みかんをAIを使った選果機で選別し、箱詰めする作業が始まりました。

近畿大学附属湯浅農場ではみかんの収穫が始まっていて、農学部の学生が1週間交代で収穫や荷造りなどの実習を行っています。そして、きょう(21日)から選果場の施設がリニューアルされ、みかんを品質別に選り分ける作業が始まりました。新しい選果機にはAI機能が搭載されていて、センサーで感知して糖度や形状だけでなく、果実の中身まで詳しく選別できるということです。

近畿大学湯浅農場では、静岡に本社がある選果機の大手メーカーと合同で研究をしていて、今後メーカーと研究を重ねながら選果機を改良したり、データを収集したりして、和歌山でのみかん生産に活かしていきたいとしています。