【大相撲】九州場所千秋楽、箕髙出身、藤凌駕が十両優勝/和歌山
2025年11月23日 17時30分
スポーツ

大相撲九州場所は、きょう(23日)、福岡国際センターで、千秋楽(せんしゅうらく)を迎え、県立箕島高校出身の新十両・藤凌駕(ふじりょうが)が、十両優勝しました。

藤凌駕は、12勝2敗で迎えた千秋楽に、11勝3敗で追う、同じく十両の羽出山(はつやま)を押し倒しで下し、13勝目を挙げ、十両優勝を果たしました。

藤凌駕は、愛知県春日井市(かすがいし)出身の22歳で、中学時代に箕島中学校に転校、箕島高校から拓殖(たくしょく)大学を経て、藤島(ふじしま)部屋に入門、今年(2025年)3月の春場所で、幕下付出(まくしたつけだし)で初土俵を踏み、今場所、しこ名を本名の五島(ごしま)から藤凌駕に変え、新十両となりました。そして、13勝2敗で、十両優勝を果たしました。

一方、和歌山県出身の3力士は、千秋楽を待たずに、すでに、今場所の取組を終えていて、有田市出身の幕下、野田(のだ)は、3勝4敗で負け越しとなりました。紀の川市出身の三段目、千代雷山(ちよらいざん)は6勝1敗、御坊市出身の序二段、栃乃島(とちのしま)は5勝2敗で、ともに勝ち越しました。

大相撲、次の本場所となる来年(2026年)の初場所は、来月(12月)22日に番付が発表され、1月11日、東京の両国国技館で初日を迎えます。