紀陽銀行「カイロス応援定期預金」取扱いスタート/和歌山
2025年11月25日 18時51分
経済

和歌山市に本店のある紀陽銀行は、預金の0・01%に相当する額を、串本町()から打ち上げられる予定の民間小型ロケット「カイロス」の応援資金に充てる、期間限定の定期預金の取扱いを、きょう(11月25日)から始めました。

「みんなの預金で地域を応援!カイロス応援定期預金」と名付けられたこの商品は、個人と法人が対象で、個人は1万円以上、法人は500万円以上の預け入れで契約できる寄附型の定期預金で、預け入れ総額の0・01%に相当する額を和歌山県や串本町・那智勝浦町などで構成する小型ロケット打ち上げの支援団体「スペースポート紀伊周辺地域協議会」に寄附され、打ち上げに伴う交通対策や、地域の活性化などに役立てることで、カイロスの打ち上げを支援するものです。

特典として、個人は、紀陽銀行のマスコット「キヨー坊や」と和歌山県のマスコット「きいちゃん」がコラボしたカイロス応援定期預金のオリジナルグッズがもらえるチャンスがあります。法人は、希望しない場合を除いて、紀陽銀行のウェブサイトに企業名や団体名を掲載する特典があります。

金利は、11月25日の時点で年率0・350%、スーパー定期は店頭表示金利のプラス0・1%が適用されます。

紀陽銀行では来年(2026年)3月末までの期間限定で取扱いを受け付けていて「地域の宇宙産業や宇宙関連ビジネスの発展に寄与するものと注目している」と話しています。