和歌山県・36億2100万円増額の補正予算案
2025年11月26日 17時18分
政治
熊野白浜リゾート空港の機能向上や、職員の給与を改定するための人件費増加など、一般会計の総額で36億2100万円を増額する和歌山県の12月補正予算案が、きょう(11月26日)明らかになりました。
財源は、地方交付税や国庫支出金が大半で、県債が8800万円、繰入金が100万円と鳴っています。
主な事業は、県の人事委員会勧告を踏まえて職員の給与を増額するための人件費として33億8530万円を計上しています。
熊野白浜リゾート空港と無料の駐車場を結ぶ区間の安全対策や、撮影や配信機能を追加するため空港ライブ映像カメラシステムを一新する費用に1億6千万円を計上しています。
和歌山電鐵貴志川線の設備修繕を支援するため、5979万円を盛り込んでいます。
このほか、大規模改修を控えている県民文化会館の基本設計業務に耐震診断業務を追加する費用として1333万円、ことし(2025年)8月の大雨による崖崩れの緊急対策工事費用として、300万円を計上しています。
条例案件では、職員給与の改定に伴う条例の一部改正案などが提案されます。
これらの議案は、来月(12月)3日に開会する12月定例県議会に提案される予定です。