南方熊楠顕彰するシンポジウム来月東京で開催
2025年11月26日 16時14分
歴史・文化
イベント
和歌山市出身の博物学者・南方熊楠と交流のあった慶應義塾の創始者・福沢諭吉との関わりや県ゆかりの人との交友などについて話し合うシンポジウムが、来月(12月)20日東京で開かれます。
これは南方熊楠記念館と南方熊楠顕彰館が主催して1年おきに開いている南方熊楠ゼミナールとして開かれるもので、両館の周年記念事業の一環と位置付けられています。
来月(12月)20日、東京都港区の慶應義塾大学三田キャンパスで開かれるシンポジウムでは、熊楠と福沢諭吉の交流や、和歌山と慶應義塾との関係について、研究者や和歌山市にある南方熊楠の生家、世界一統社長の南方雅博(みなかた・まさひろ)さんがそれぞれの立場から発言し、議論を深めます。
また、翌日の21日は、熊楠ゆかりの神奈川県鎌倉市を訪ね歩くイベントも予定されています。
いずれも申し込みが必要で、詳しいことについては田辺市にある南方熊楠顕彰館の事務局で問い合わせに応じています。