重要文化財を救え、茅刈りレスキュー募集中/和歌山・有田川町
2025年11月27日 18時27分
歴史・文化
社会
生石(おいし)高原のススキを刈るワークショップ「茅刈(かやか)りレスキュー」が、来月(12月)7日に行われることになり、参加者を募集しています。これは、有田川町の関係人口を増やす取り組みを行う「一般社団法人 しろにし」が企画、募集しているものです。
「しろにし」によりますと、有田川町杉野原(すぎのはら)にある国の重要文化財「雨錫寺阿弥陀堂(うじゃくじ・あみだどう)」の茅葺(かやぶ)き屋根が、葺(ふ)き替えの時期を迎えていることから、地元のススキを刈り、葺き替えることで、歴史ある建物や周辺地域の現状に関心を持ってもらうことを目的にしています。
茅刈りは、有田川町と紀美野町にまたがるススキの名所・生石高原で行われ、京都の茅葺き職人による指導を受けながら作業を行うことにしています。当日は、午前8時に生石高原へ集合し、午後3時頃に終了の予定です。
参加申し込みは、来月(12月)1日まで、「しろにし」のホームページで受け付けていて、参加費は2000円、昼食付きは2500円です。なお、参加費のうち1000円は、生石高原の景観維持に使われるということです。参加者は、動きやすい服装と、滑りにくい靴が望ましく、防寒対策も必要ということです。
「しろにし」のスタッフで、有田川町地域おこし協力隊の梅本智子(うめもと・ともこ)さんは「お堂で数年前まで行われていた、国指定・無形民俗文化財で、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願う『杉野原の御田舞(おんだまい)』の復活にもつなげていけたら」と話していました。
