ボイスフィッシングに注意、和歌山県警が注意喚起
2025年11月27日 18時32分
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和歌山県内で、金融機関を名乗るニセ電話により、個人情報を聞き出そうとする手口が増加しているとして、県警が注意を呼びかけています。
これは、ボイスフィッシングという手口で、県警本部サイバー犯罪対策課によりますと、犯人は電話で、金融機関を名乗って自動音声ガイダンスなどを流し、音声に従って番号を押すと、金融機関の従業員を名乗る者につながり、メールアドレスを聞き出します。犯人は、そのアドレスにフィッシングメールを送り、ニセサイトに誘導し、インターネットバンキングのアカウント情報を入力させるもので、犯人は、それらのアカウント情報などを利用して、当該口座から不正送金するものです。
警察では、対策として、金融機関を名乗る電話があった際は、金融機関の代表電話番号や問い合わせ窓口に連絡して確認するほか、メールに記載されたリンクからはアクセスしないなど、注意を呼びかけています。