和歌山駅でも設定ミス、JR西日本、東急脱線点検
2025年11月27日 18時30分
事件・事故
交通
JR西日本は、神奈川県で起きた東急田園都市線での列車衝突脱線事故を受けて、管内の線路を緊急点検した結果、新たに、和歌山市にある和歌山駅で、信号の設定ミスが見つかったと明らかにしました。東急と同じようなトラブルが起きる可能性がありましたが、既に対策を済ませたとしています。
JR西日本は、今月(11月)5日、駅など5か所での設定ミスを公表していましたが、その後の点検で分かったということです。
今回、和歌山駅で分かったのは、車両の停車位置によっては接触する恐れがあるのに、近くの別の線路を通る車両への停止信号が出ない設定になっていました。
JR西日本は、新幹線の25の駅と、在来線のおよそ700の駅で確認を終え、国土交通省近畿運輸局に報告しています。