「わかやまジビエフェスタ」開幕・宮﨑知事がジビエカレーを試食
2025年12月1日 16時45分
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和歌山県内で捕獲されたシカやイノシシの肉を使った「ジビエ料理」を県内の料理店やホテルなどで提供する「わかやまジビエフェスタ2025―2026」が、きょう(12月1日)からスタートしました。
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初日のきょう、フェスタに参加している和歌山県庁北別館1階の「きいちゃん食堂」に宮﨑泉知事が訪れ、昼食に県内産イノシシ肉を使ったキーマカレーとコロッケの定食を食べて、PRしました。

キーマカレーとコロッケにはいずれも県内で捕獲されたイノシシ肉が使われ、サラダ付きで税込み990円で販売されています。
宮﨑知事は「とても美味しい」と感想を述べ、「私もジビエフェスタが大好きで、レストランやホテルが特別にジビエメニューを提供するのがとても嬉しい。ジビエが美味しい冬に参加しないと損をするので、ぜひ、期間中に食べに来て欲しい」と県民や観光客に参加を呼びかけました。
今回で15回目となる「わかやまジビエフェスタ」には県内の88店舗が参加し、県内で捕獲し食肉処理されたシカやイノシシの肉を使った和洋様々なジビエ料理が、期間限定で提供されています。
これにあわせて「モバイルスタンプラリー」も行われ、抽選で県内の宿泊施設のペア宿泊券や、ジビエの詰め合わせなどが当たります。
県によりますと、県内で昨年度(2024年度)捕獲されたイノシシはおよそ1万2500頭、シカはおよそ1万5千頭で、それらのおよそ7・6%が県内の食肉加工施設でジビエ肉として処理されているということで、県では消費拡大と獣害対策の両立を目指しています。
「わかやまジビエフェスタ」は、来年(2026年)の2月28日まで行われています。